2025-06

トーヨーケムが鋼材対応の硬化粘着剤を開発したことを発表しています。硬化粘着剤は塗布時は液状ですが、UVや熱などで化学反応を起こし硬化することで接着力を発揮する材料のことで、鋼材では溶接やリベットなどの機械的接合の代替、あるいは補助として使用されています。硬化粘着剤とは何か、開発品の特徴は何かを知ることができます。

荏原製作所は、半導体製造装置の開発拠点として、神奈川県藤沢市の藤沢事業所内に新開発棟「V8棟」を建設しています。この開発棟では主に、同社が高いシェアをもつCMP装置の開発を行うとしています。高いシェアを実現しているドライイン/ドライアウトとは何かについて知ることができます。

住友理工がトヨタのレクサス「LX」に、同社の防振ゴムが採用されたことを発表しました。防振ゴムは機械や建物、自動車などで発生する振動や衝撃を吸収し、伝達を軽減するゴム製品です。どのような種類の防振ゴムがあるのか、なぜ、振動や衝撃を吸収できるのかを知ることができます。

東特塗料は、中国におけるエナメル線用絶縁ワニスの生産能力を増強することを発表しました。エナメル線用絶縁ワニスはエナメル線の周りの絶縁皮膜を形成する、液状の電気絶縁材料のことです。近年、電子機器の発展やEVの普及で、エナメル線用絶縁ワニスの需要増加とともに性能向上も求められています。どのような性能が必要とされているのかを知ることができます。

高砂香料工業は、ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に現地法人を設立したことを発表しています。同社は日本を代表する香料メーカーであり、食品・飲料、日用品、化粧品、さらには医薬品やエレクトロニクスといった多様な分野向けの香料を扱っています。香料にはどんなものがあるのか、分子の構造と香りがどう関係しているのかを知ることができます。

銀価格は、米中対話の進展や米国の堅調な雇用統計を受けた景気回復期待から、中国での需要増加が見込まれ、13年ぶりの高値を記録しました。銀は電子機器、太陽光発電、宝飾品、医療・抗菌製品、投資など幅広い分野で利用されます。銀の持つ特性や特性を生かした用途を知ることができます。

BASFは、ドイツのシュヴァルツハイデにあるリチウムイオン電池リサイクル用の「ブラックマス工場」の商業運転を開始したことを発表しています。ブラックマスはリチウムイオン電池のリサイクル工程で生成される、貴重な金属を多く含む微細な黒い粉体ことで、新しい電池の材料となる貴重な資源です。ブラックマスとは何か、どのように金属を精錬するのかを知ることができます。

大阪大学は、青色レーザーを用いた純銅の積層造形技術に関して、長年にわたり研究開発を進めており、複数の画期的な成果を発表しています。微細な銅粉末に青色レーザーを照射して一層ずつ融解・凝固させ、目的の立体形状を形成することが可能な技術です。なぜ青色のレーザーを使用するのか、どのような応用が可能なのかを知ることができます。