
受精時期の気温が将来の肥満リスクに影響を与える可能性 なぜ、影響を与えるのか?エピジェネティックとは何か?
東北大大学院医学系研究科などの研究チームが受精時期の気温が将来の肥満リスクに影響を与える可能性について発表しています。受精や妊娠初期が寒冷期にあたると、熱を生み出す褐色脂肪組織の発達が促されたり、エピジェネティックな変化によって、脂肪の蓄積やエネルギー代謝を調節する遺伝子の働きが変化することで肥満になりにくい可能性があります。エピジェネティックとは何か、褐色脂肪細胞とは何かを知ることができます。