社会

コロナの対応で日本のレベルの低さを嘆く人も多いが、日本にも強みがあり、海外から強みに注目されることも少なくない。特にハーバード大学では日本企業を良いお手本として授業で扱うことも多いハーバード大学教授へのインタビューで日本の強みと問題を知ることができる。

仕事のスピードが上がる中、コミュニケーションを手短に簡潔に済ませることの重性は増している。高速化するコミュニケーションでは要約力の必要性は増していく。要約力とは何なのか、どのように身に着ければよいのかを知ることができる本になっている。

3分要約 なぜ礼儀正しさが重要なのか 　周囲に礼節のある行動をとることは、周囲に良い影響を与えるだけでなく、自分にも良い影響を与える。チーム内に礼節が浸透していれば成果を上げることもできるようになっていく。 礼節を持つ...

地球温暖化によって様々な災害が増加しており，世界中で温室効果ガスの排出量減への取り組みが進んでいる。取り組み自体は必要だが，それだけでは目標となる気温上昇に抑えることはできないため，気候を直接操作する気候工学に注目が集まっている。気候工学とは何か，その手法，問題を知ることができる。

GAFAを始めとしたテック企業幹部に1人のコーチがいることが知られている。コーチの名はビルキャンベル。彼にコーチされた人は多く，その影響は大きい。またそのコーチング内容は組織論，リーダー論などの最新の研究で効果があることがわかっている。ビルのコーチング技術とその心構えを知ることができる。

教員としての経験から日本の学校では学力は上がらないと確信している。制度疲労、教育内容や教師、両親の質の低下など様々な要因とどうしていくべきなのかが書かれている。

認知能力を高い状態から観察するメタ認知という概念が近年注目を浴びている。メタ認知とは何か、なぜ重要なのか、どうすれば伸ばすことがきるのかなど書かれている。

日本の教育が昔から変わらず、時代の変化に追いついていないというイメージを持つ人は多い。本書ではマレーシアの教育内容を中心に世界の教育の状況が紹介されている。多様性を増す世界の教育とどのように子供の教育を考えるべきかを知ることができる。