政治

エビデンスに基づく政策決定＝EPBMに大きな注目が集まっています。政策の精度を上げ、合理的な政策を実現するためにはエビデンスをベースに政策に効果があったのかを確かめることが不可欠です。日本における政策評価の歴史と問題点から、EPBMを有効に活用するには何が必要なのかを知ることができる本になっています。

右派や左派、ナショナリズムなどの言葉を聞く機会が増えていますが、これらの言葉の意味を理解できている人は少ないと思います。漠然としたナショナリズム＝右派というイメージでは、世界で起きていることを正しく理解できません。ナショナリズムや政治的な姿勢に対する知識とナショナリズムとの関わりなどを知ることができる本になっています。

自由原理主義者＝リバタリアンの中でも数学能力が高い人はテクノ・リバタリアンと呼ばれています。テクノ・リバタリアンは大きく発展するテクノロジーを背景に影響力を増し、世界を変えるただ一つの思想ともいわれています。日本では感じにくくなっていますが、テクノ・リバタリアンとは何か、なぜ世界を変える思想なのかを知ることができます。

米中対立が深まる中で、台湾に注目が集まっていますが、台湾を理解することの銃声は増しています。台湾の持つ歴史的な背景、中国が台湾をどのように考えているのか、日本はどうしていくべきかなどを知ることができます。

人口7000人ほどの地方都市である豊岡市が大きな注目を集めています。豊岡市は小さな世界都市を目指し、様々な改革を行ったことで、インバウンドを増加させ、地方都市の課題である人口減少を食い止めることに成功したことで、大きな注目を集めています。「なぜ豊岡は世界に注目されるのか」を通じて、地方都市に必要なもの、小さな世界都市になるにはどうすれば良いかを知ることができる本になっています。

アメリカでは格差の拡大や巨大IT企業による独占、製造業の衰退、中国の台頭などで新自由主義に疑念を持つ人が増加しています。その流れに応じたバイデン大統領を中心に新自由主義の修正がなされています。アメリカの新自由主義の問題点とそれにどのような対応をしているのかを知ることができる本になっています。

ガソリン価格の高騰や電気代の高騰などエネルギー関連のニュースを見る機会やそれを実感する機会は多くなっています。その大きな要因はロシアによるウクライナ侵攻への制裁と報復処置によるものです。その結果起きた「エネルギー危機の深層」について知ることで、エネルギーを巡る各国の動き、考え、日本はどうしていくべきかなどを知ることができる本になっています。

日本人のフィンランドのイメージは文化、教育などの分野に偏っており、政治面での注目度はあまり高くありません。しかし、フィンランドはロシアと隣接し、おおいに翻弄されてきました。「フィンランドが覚悟」を持ち、どのようにロシアに対抗してきたか、同じくロシアに隣接する日本が学ぶことができることは何かを知ることができる本になっています。