概要
日々の食事という小さな選択は確実に病気から遠ざけたり、近づけたりしている
科学的に根拠のある健康情報は少なく、省庁の発表するガイドラインですらロビー活動によって歪められている可能性を否定できない
一個人の体験談ではない、多数の人を対象にしたエビデンスに基づく情報が重要になる
とてもシンプルでわかりやすく、体に良い食べ物と悪い食べ物が挙げられていて参考になり、なにを食べるかを考えるきっかけにもなります
どうやって体にいい悪いを決めるのか
エビデンス=科学的根拠に基づいて判断をすることが重要
ランダムに分けたグループの片方に食品を摂取してもらい効果を調べるランダム比較試験のエビデンスは強い
さらに複数のランダム比較試験の結果を取りまとめる、メタアナリシスは最もエビデンスが強いと言える
本当に体にいいもの
メタアナリシス研究によって判明している体にいいものは
1.魚
2.野菜と果物(ジャガイモ、フルーツジュースを除く)
3.茶色い炭水化物
4.オリーブオイル
5.ナッツ類
の5つとされている
身体に悪いもの
体に悪いとイビデンスが強いのは
1.赤い肉(牛肉、豚肉、加工肉)
2.白い炭水化物
3.バターなどの飽和脂肪酸
実際どのように食事に気を使うべきか
食品の成分に着目することにあまり意味はない βカロテン、リコピンが注目されきたが、単体で接種することでの、体に良いエビデンスはない
同じカロリーでも摂取する食品によって健康への影響は異なる(他の成分も含めて考える必要がある)
日本食=体にいいというイメージがあるがエビデンスは弱い
赤い肉やバターは少ないが、塩分と白い炭水化物は多い 白米を主食とする考えを改める必要があるが、政府もコメ農家のことを考えると、大きくはいうことができない。玄米への置き換えが最も効果が高い
健康によいエビデンスが強いのは地中海料理 脳卒中、糖尿病、がんにも良い影響を与える
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