2025-05

東ソーが、「第５７回日化協技術賞」において「環境技術賞」を受賞したことを発表しています。今回の受賞はアミン触媒に関する技術で、従来のアミン触媒よりも低VOC勝つ生成物であるポリウレタンの耐久性を低下させにくいという特徴をもっています。なぜ、低VOCを実現できるのか、ポリウレタンの耐久性を上げる理由を知ることができます。

太平洋セメントが低炭素型混合セメントを発売することを発表しています。セメント産業は、世界のCO₂排出量の約7～8%を占めるとされているため低炭素化が望まれる分野です。なぜセメント産業のCO₂排出量が多いのか、どのように排出量を削減するのか、普及の課題は何かを知ることができます。

王子HDは、鳥取県米子市の製紙米子工場内において、木質由来の糖液およびバイオエタノールの実証生産を開始しました。糖液やエタノールは様々な用途があり、環境負荷の小さい製造法はカーボンニュートラルにつながる技術として注目されています。糖液やエタノールの特徴や用途を知ることができます。

米国の半導体メーカー、ウルフスピードが破産申請の準備を進めていると報じられています。ウルフスピードはシリコンカーバイド（SiC）チップの製造で知られていましたが、成長の激化で財政面の悪化がみられています。シリコンカーバイドとはなにか、競争激化の背景は何か知ることができます。

2025年5月現在、レアアース（希土類元素）の価格が急騰し、一部の元素では3倍以上に達しています。ランタンは屈折率の高さ、分散の低さなどの特長から、光学レンズに、高い熱安定性、優れた酸素吸蔵放出能力との相乗効果、触媒活性点の安定化などの特性から様々な触媒に利用されています。ランタンの持つ特性と特性を生かした用途を知ることができます。

住友化学は、うどんこ病に優れた効果を示す新規殺菌剤「フセキワイド®フロアブル」の国内販売を2開始しています。うどんこ病は植物の葉や茎、つぼみなどに白い粉のようなカビが生え、光合成を妨げ成長を阻害する病気であり、有効成分であるピリダクロメチルは殺菌剤としてうどんこ病に大きな効果をもっています。うどんこ病とはなにか、ピリダクロメチルの特徴は何かを知ることができます。

東邦チタニウムは、積層セラミックコンデンサー（MLCC）向けのニッケル粉の販売を倍増する計画であることを発表しています。セラミックコンデンサーは電子機器の中で「電気のクッション」や「ノイズ除去フィルター」、「信号の整流器」として働く重要な部品です。セラミックコンデンサーとは何か、どこでニッケル粉が使われるのかを知ることができます。

TDKが、スマートフォンなどに搭載されるカメラモジュールアクチュエーターを中心としたマイクロアクチュエーター事業を、譲渡することを発表しました。 アクチュエーターとは：電気信号を物理的な動きに変換する装置や部品のことで、TDKは独自の設計・製造技術を活かし、スマートフォンをはじめとする多様な製品に採用されてきました。アクチュエーターとは何か、なぜ譲渡となったのかを知ることができます。