本の要点
お金や投資の知識やノウハウが溢れていますが、最も重要なことは「JUST KEEP BUYING」つまり、買い続けることです。
買い続けることの重要性は信頼性の高いデータに裏打ちされています。特に日本人は資産の多くを現金で保有しており、インフレ対策ができていません。
寿命が伸びたこともあり、お金や投資の正しい知識を身に着け自分に合った方法を選択する重要性はより増しています。
投資の目的は人的資本を金融資本に置き換え、自分が働かなくてもお金を生み出す金融資産を作ることで、インフレや老後の備えとすることです。
株価は短期的な浮き沈みはあっても、長期的には上昇してきましたし、今後も上昇傾向が続く可能性は極めて高いと考えられます。
そのため、長期的な視点で投資を行うことが重要です。おすすめは分散投資可能なインデックスファンドやETFです。
短期的な浮き沈みや値動きはプロでも読むことは困難なため、売買を繰り返すような投資ではなく、分散投資可能なインデックスファンドやETFに定期的に投資し、長期間続けることがもっとも有効です。
長期的な投資の中では、暴落も起きますが、暴落しても株価は必ず上昇してきました。暴落しても焦るのではなく、買い増すチャンスと捉えるべきです、
ただし、お金は自分のやりたいことをするための道具でしかないため、お金を増やそうして、自分を見失わないようにすべきです。
また、お金は後から稼ぐことはできますが、時間を増やすことができないことは強く意識しておくべきことです。
この本や記事で分かること
・投資する意味を知りたい人
・投資を始めたくても、何をして良いかわからない人
・なぜ、買い続けることが重要なのか
投資で重要なことは何か


投資で最も重要なことはJUST KEEP BUYINGつまり、買い続けることです。
買い続けることの重要性は信頼性の高いデータに裏打ちされています。
資産を現金で持つことの問題点は何か


日本人は今でも資産の多くを現金で保有しており、インフレによる現金の価値の減少の影響を受けやすくなってしまいます。
人生100年時代となり、お金と投資の正しい知識を身に着けm自分に合った方法を選択することはますます重要になっています。
貯金と投資どちらを優先すべきか


今後一年の投資利益が貯金額を下回るうちは貯金を優先し、投資利益が上回るようになったら、投資を優先すべきです。
誤ったお金や投資のアドバイスにはどんなものがあるのか


貯金の割合、どれくらい貯金すべきか、節約が重要などのアドバイスは個々の状況によっては、見当違いであることも少なくありません。
アドバイスすべてを受け入れるのではなく、自分を知り、自分に合った方法を選択することが大事です。
収入がUPしたときや大きなお金を使う際に意識すべきことは何か


UPした収入の50%を貯蓄し、50%を使うようにすれば問題ありません。
大きなお金を使う際には自分が充足感を感じるものに使うと、幸福感を得やすいことが分かっています。
人生で本当に欲しいものを何か見つけることのほうがお金の使い方以上に重要で、難しいことです。
なぜ、投資を行う必要があるのか


投資の目的は老後の備えやインフレ対策であることが多いです。
投資で人的資本を金融資産に置き換えることで、自分が働かなくてもお金を生み出す金融資産を作ることが可能になります。
どのような投資をすべきなのか


株価は短期的な浮き沈みはあっても、長期的には上昇する可能性が極めて高いものです。そのため、長期的な投資が重要です。
通常は、インデックスファンドやETFなど分散投資可能な投資がおすすめです。
そのほかの投資法もあるので、手間やリスクを考え、自分に合った投資を選ぶことが重要です。
投資はどのように始め、続けるべきか


市場はほとんどの期間で上昇してきました。また、短期的な浮き沈みはあっても、値動きを読むことはプロでもできません。
そのため、値下がりを待ったり、売買を繰り返すのでなく、すぐに投資をはじめ、長期間続けることが有効です。
投資とどのように向き合うべきか


暴落しても株価は必ず上昇してきました。むしろ買い増すチャンスと捉えるべきです。投資でお金を増やすこと以上に大事なことは、お金は自分のいりたいことを実現するための道具であり、自分を見失わないようにすることが大事です。
お金を後から稼ぐことはできますが、時間を増やすことができないことも意識しておく必要があります。
本の要約
お金や投資に関する知識やノウハウは溢れていますが、最も重要なことは「JUST KEEP BUYING」つまり、「買い続ける」ことです。
買い続けることの重要性は、信頼性の高いデータに裏打ちされたものです。
特に日本人は今でも資産の多くを現金で持ち続けていますが、世界的にインフレが加速し、現金の価値が激減する中では、賢い方法とはいえません。
人生100年時代において、お金と投資に関する正しい知識を身に着け、自分に合った方法を選択することはますます重要になっています。
貯金と投資のどちらを優先すべきかは、その人の経済状況によって決まります。今後一年の貯蓄額が投資による利益を上回る状況であれば、貯金を増やすことに集中し、投資の利益が上回る場合は、投資資産の配分調整に時間をかけるべきです。
どれくらいの額を貯金すればよいかというアドバイス(収入の2割など)も溢れていますが、所得の違いを考慮しておらず、見当違いであることがほとんどです。
また、多くの人が必要以上の貯金をしており、高齢になっても資産が減っていないことも知っておくべきです、無理のない範囲で貯金を行えば十分です。
過剰な節約を行うことも避けるべきです。支出を把握し、見直すことは重要ですが、より重要なことはできるところは引き締め、後は収入を増やすことに集中すべきです。
収入がアップしても、そのうちの50%を貯蓄し、50%を使うようにすれば、問題なく資産をためることができます。
大きなお金を使う際には、自分が充足感を感じるものに使うと幸福感を得やすいことも分かっています。
お金の使いかた以上に人生で本当にほしいものが何か見つけることのほうが重要で、難しいことです。
お金を貯めたり、投資する方法は様々ですが、どの方法を選ぶべきかは時間軸を考えることが重要です。
具体的には、3年以内でまとまった資金を作りたい場合は現金で、それ以上の場合は債券や株式への投資を考えるべきです。
投資を行うべき理由は以下の3つによります。
・老後の備えるため
・インフレから資産を守るため
・人的資本を金融資本に置き換えるため
投資は自分が働かなくても代わりにお金を生み出して続ける金融資産を作るためのものです。
また、短期的な浮き沈みはあっても、長期的な目線でも見れば、今後も株価の上昇傾向が続く可能性は極めて高いため、長期的な投資を行うことが重要です。
株式を購入する際には個別株ではなく、分散投資のできるインデックスファンドやETFなどがおすすめです。
そのほかにも、債券、不動産、不動産投資信託、農地、中小企業への投資などがあります。それぞれのリスク度合い、手間の多さなどを考え、自分に合った投資を選ぶことが大事です。
短期的な浮き沈みはあっても、市場はほとんどの期間上昇していることは歴史的にも、あきらかです。そのため、投資をしようと思ったときは値下がりを待ったり、分割して投資するのではなく、すぐに全額投資するほうが利益を多く得ることがほとんどです。
ただし、一括投資にはリスクがあることも確かです。心配な場合は債権と組み合わせることでリスクを下げることが可能です。
投資には運がつきものであり、売買を繰り返すよりも長期的に投資し続けるほうが有効であることがほとんどです。多くのプロが売買を繰り返していますが、長期的に投資し続ける方法よりも利益を出すことは多くありません。
毎月、投資し続けるなど、頻繁に買い続ける事こそがもっとも重要なことです。
暴落しても焦ることはありません。むしろ暴落時は株価が下がるため、買い増すチャンスととらえるべきです。長期的な視点でみれば、株価は暴落しても、必ず上昇してきました。
どんなに資産が増えても、お金持ちになったとは感じにくいものです。お金持ちになってもそれ以上の人が必ず存在します。お金は自分のやりたいことをするための道具であると考え、自分を見失わないようにすることが大切です。またお金は後から稼ぐことはできますが、時間を増やすことはできないことも強く意識すべきです。
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