脳

強い共感力は人間の持つ大きな特性であり、人類繁栄に欠かせませんでしたが、その負の面も目立っています。共感力は内と外を分け、内の集団の結びつきを強くし、外の集団に敵意を持たせる効果も持っており、戦争の要因になってしまっています。「共感力革命」とはなにかを通じて、共感力はなぜ重要なのか、どうすれば共感力の暴走を防ぐことができるかなどを知ることができる本になっています。

変化の大きい時代となっている今、考える力、学ぶ力以上に考え直す力の重要性が増しています。考え直す力を持つことは個人でも組織でもとても重要ですが、自分の信念を変えるような再考をすることは難しいものです。「THINK AGAIN」＝再考がどう役立つのか、どのように身に着けるものなのかを知ることができる本になっています。

変化の大きい時代に、多くの人が不安を感じています。不安を小さくするために有効となるのがメタ思考を行い、俯瞰的な視点を持つことで、一つの価値観に縛られることなく、より自由に生きることができるようになります。「メタ思考」とは何か、身に着ける方法などを知ることができる本になっています。

コミュニケーションの中でもストーリーは他人をなびかせる最強の方法であり、良くも悪くもストーリーは私たちに大きな影響を及ぼしてきました。ストーリーの持つ力や良質なストーリーとはなにか、私たちがどれほどストーリーに惹かれるのかを通じて、なぜ「ストーリーが世界を滅ぼす」のかを知り、ストーリーに対抗する方法を知ることのできる本になっています。

戦争は人間の本質に根差す行為であり、古来から科学技術と戦争は密接にかかわってきました。科学技術の軍事利用と民生分野での技術開発の境界があいまいになるなかで、軍事機関から民間への研究開発の助成も増加しており、一般の人による理解、監視が不可欠になっています。「科学技術の軍事利用」を通じて、多くの人が知っておくべきことが身につく本になっています。

子育ての方法はそこら中にあふれていますが、個人の体験や思い込みベースをもとにした方法、アドバイスがほとんどであり、科学的なアプローチで効果のある子育て法が必要とされています。脳科学や統計から「ダメ子育て」を科学が変えることを知ることができる本になっています。

子供のころに受けた虐待やネグレトはその人に大きな傷を残します。このような体験はACEと呼ばれ、近年の研究ではACEは成人後までその人に多くの悪影響を与えることが明かになっています。 ACEとは何か、どのような悪影響があるのか、社会全体でどう対応すべきなのかなどを知ることができる本になっています。

現代は情報にあふれていますが、あふれる情報をここぞという場面で有効に活用するには、自分の脳の外に構築したセカンドブレインに情報を集めて整理することが必要です。どのように「SECOND BRAIN」を構築すればよいのか、構築したセカンドブレインでどんなことができるのかを知ることができる本になっています。

運動不足が記憶力や集中力の低下、成績悪化、心の病まで引き起こすことが明らかになっています。逆に運動することで、集中力、成績が上がり、心身共に健康になることも分かっています。 精神科医でスマホ脳などのベストセラー作家である筆者によって、運動の効果、脳の仕組みなどを分かりやすく知ることができる本になっています。

芸術的な創造と聞くと、論理的な解釈などできないと感じる人は多いと思います。しかし、近年の脳科学の発展で、徐々に人が創造的な発想をするメカニズムを解析しようという試みが多くみられています。 本書では音楽の神経科学の専門家である筆者が、脳の潜在記憶から「芸術的創造は脳のどこから産まれるか？」を知ることができる本になっています。